DIYで屋外用のベンチを制作しました。
実はこれは娘がご近所の佐藤さん(仮称)から勝手に受注したベンチなんです。
しかし娘が受けた以上作らない訳にはいきませんので早速図面を引いて製作開始です!
ベンチの図面を作成
まずは図面の作成です。
ベンチの長さと高さは佐藤さんから指定がありましたのでそれに合わせました。
天板と脚など主な材料は2×4で一部に赤松材を使用しました。
ベンチの脚の制作
ベンチの脚は2×4で製作、脚の間にかます材料は上側が2×4で下側は30X40mmの赤松材にしました。
下側は後で赤松材を引っ掛けて固定するために切り欠きを入れました。
俗に言う「十字型相欠き継ぎ」を行うための切り欠きです。
天板を載せる上側も赤松材で固定することにしました。
図面ではネジで固定するつもりでしたが、継ぎ手方式に挑戦することにしました。
そのため赤松材の長さは図面では864mmになっていますが、両側に15mmづつ伸ばして894mmとしました。
ネジで固定する場合は図面通りの寸法で問題ありません。
結構うまくいきましたが、一つ失敗がありました。
切り欠きが材料の端に近かったので少しヒビが入ってしまいました。
墨線を入れた時にこの危険に気づくべきでした・・・
何とか接着剤で固定しましたが。
ベンチの脚の部分の完成です。
後は天板(座面)を作成して載せればOKです。
ベンチの天板の作成
ベンチの天板も2X4で作成しました。
2×4を4本使用しましたが、それぞれの2×4間に隙間をあけるか詰めて一枚にするか迷ったので娘に電話して聞いてみました。
すると、佐藤さん所の子供さんはきっとベンチの上に砂を載せたりして遊ぶから隙間が無い方がいいと思うとのことでした。
という訳で隙間なしに決定!
2×4材4本を揃えてボンドで固定し天板(座面)を製作しました。
ベンチの組み立て
天板と脚の固定
今までベンチの天板固定は天板側からネジで固定して、ダボでネジを隠す事が多かったのですが、屋外で長年使用しているとダボとその周りに隙間が目立つようになる事が自宅用に製作したベンチを見て分かってきました。
そこで今回は脚側から天板にネジ止めする事にしました。
これであれば天板に穴をあける必要が無いので、長い年月が経っても天板はキレイなままのはずです。
脚組立の横木だけでなく、脚自体も固定するために、トリプルカッターで脚に斜めに座面を掘りました。
そしてその掘った座面からネジで天板を固定します。
トリプルカッターはさまざまな場面で活躍してくれるので便利ですよ。
私は13mmと15mm径のトリプルカッターを持っています。
ベンチの脚の底にゴム板貼り
屋外で使用するベンチはもちろん屋外用の塗装をするわけですが、やはり脚の底は雨の水が残っていたりしていつも湿りがち。
そこで脚の底から腐って来ないようにゴム板を接着することにしました。
ゴム板の厚さは3mmです。
脚4本のゴム板貼り完了です。
屋外用ベンチ組立完成
ベンチの組み立て完了です。
この写真は光の加減で少し赤っぽくなっています。
屋外用の塗料で塗装
さて最後に屋外用の塗料で塗装して完成!
なのですが
今回は塗装無し です!
なぜか といいますと
注文主の佐藤さんが塗装は自分で塗りたいと仰っていたからです。
自分好みの色をホームセンターで見つけてご自分で塗りたいとのことです。
キシラデコールで塗れば長持ちしますよ。
少々お高いですが・・・
という訳で私、タジ源の仕事はここまでです。
天板もきれいに仕上がったので自分的には満足なベンチが出来上がりました。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!
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