DIY初心者の方でも替刃式の鉋ではなく、刃を研いで使う通常の鉋を使っている方もみえると思います。
カンナやノミの刃を砥石で研ぐと当然初めは平らだった砥石の表面が部分的に凹んできます。
砥石の面直しにおすすめのダイヤモンド砥石とは
勿体ぶらずに結論から言いいます。
砥石の面直しにおすすめのダイヤモンド砥石は
Atoma(アトマ)エコノミー中目 ATM75-4E
です。
ダイヤモンド砥石で面直し
さっそくこのダイヤモンド砥石を使って仕上げ砥石の面直しをやってみました。
ダイヤモンド砥石で仕上げ砥石の表面を数度削ってみました。
やはり砥石の真ん中辺りが凹んでいるため削られずに残っていますね。
更に何度か削ってみると真ん中の凹み部分が大分小さくなってきました。
更に削っていくと中央の凹み部分がなくなり表面が平らに仕上がりました。
仕上げ砥石の面直し完了です。
周りに少し凹んだ部分が残っていますが、この部分は刃を研ぐ時には使用しないので問題ありません。
必要以上に砥石を削っても勿体ないですからね。
ダイヤモンド砥石 アトマエコノミー中目 ATM75-4Eについて
アトマエコノミーの種類
アトマエコノミーには、今回紹介した「中目」の他に「荒目」と「細目」があります。
しかし砥石の面直しに適しているのは「中目」です。
荒目では荒すぎるし、細目ではすぐに目詰まりしてなかなか面直しがはかどりません。
アトマエコノミーは替刃式
このアトマエコノミーというダイヤモンド砥石、実は替刃式なんです!
アルミ製の台にダイヤモンド砥石の刃のシートが両面テープで接着されています。
交換する時は古い刃のシートを剥がして新しい刃のシートを貼り付けるだけです。
替刃を交換する事で、本体を買い換えるよりも約1,400円節約できますよ。
厚みのあるアルミ製の台がしっかりしているので、反ってきたりする心配はありません。
そしてアルミは鉄と違い錆びにくいのでお手入れも楽です。
ダイヤモンド砥石でカンナ刃を研ぐ
今度はダイヤモンド砥石の本来の使い方である刃を研いでみました。
そうです!よく切れるカンナなのですが、先日自分のミスで刃を欠けさせてしまったんです。
いつもは、中仕上げ砥石#1000 → 仕上げ砥石 で研ぐのですが、今回は刃が少し欠けているので中仕上げ砥石では追いつきません。
そこで、このダイヤモンド砥石の出番です。
実際に使ってみると刃にしっかりとダイヤモンド砥石が食いつくような感じで削るれました。
元々は刃を研ぐためのダイヤモンド砥石なので、当然と言えば当然ですが・・・
製造元のツボ万について
ダイヤモンド砥石アトマエコノミーを製造しているのは「ツボ万」という会社です。
調べてみたら結構歴史のある会社でした。
ツボ万はなんと江戸時代の末期慶応3年(1867年)創業の老舗です。
元々はヤスリの製造からスタートして現在はダイヤモンド工具へ主力を移して150年も創業している会社なんです。
凄い歴史のある会社なので製品も良いものに間違いないでしょう。
まとめ
・アトマエコノミー中目は砥石の面直しに最適
・欠けた刃を研ぐ時に活躍
・替刃式なので経済的
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