食器棚の解体をDIYして処分費用は400円!椅子の座面に再利用してみた

食器棚の解体

30年以上前の古い食器棚を処分することになりました。
リサイクルショップや不用品回収業者も調査しましたが最終的にDIYで解体して処分するのが一番安く済むことが分かりました。

リサイクルショップへ食器棚引き取り依頼

今回処分する食器棚がこちらです。
30年以上前に購入した食器棚でメーカーは「MORITA」となっていました。

食器棚

リサイクルショップは多治見市内の2店舗と土岐市内の1店舗に問い合わせしました。
この食器棚は上下2分割で構成されているので、分割すれば軽トラで運べますが、とにかく重いのでまずは電話で問い合わせしました。
苦労して持って行っても持ち帰る可能性がありますからね・・・。

リサイクルショップ問い合わせ結果

問い合わせの結果は・・・

木目調の食器棚は売れないので引き取りは難しいです」

ガ~ン!
しかも、売れるどころか処分費用が最低8,000円以上かかるとのこと。

問い合わせした土岐市のリサイクルショップは「サンタの倉庫」というリユース&アウトレットショップなのですが、ソファーについては引き取り可能な感じだったので軽トラに載せて持っていきました。
その際、この食器棚の写真をスマホで撮ってサンタの倉庫の店員さんに見てもらいました。
結果は、やはり型が大分古いので売れないとのこと。

店員さんに言われたのは、棚の中央付近にある硝子の引き戸です。
この引き戸はガラスが単体ではめ込まれてるタイプですが、今ではこういうタイプの引き戸は無いとのこと。
理由は地震の時などで外れて危ないからです。
従って現在は必ずガラスの周りに木材などの縁が必ずあるとのこと。

メルカリやジモティーでの出品

リサイクルショップがダメならメルカリで出品してはどうか。
ということでメルカリで売れた食器棚を調べてみると、ニトリで売っているような白い食器棚ばかりで、こんなに古い木目調の食器棚は全く売れてないので出品はあきらめました。

ジモティーについてはタジ源は今現在行ってないので今回は見送りしました。

不用品回収業者の処分費用はいくら?

リサイクルショップやメルカリで売れないことが分かったので処分することにしました。
大きいし自分で処分するのは大変だな・・・と思いインターネットで不用品回収業者を調べてみました。

様々な不用品回収業者がありますが、共通しているのはかかるのは処分費用だけではないということです。

実際にかかる費用

ある業者の場合はこんな感じです
①出張費+②処分費+③追加人件費+④階段作業費(階段がある場合)

今回の食器棚の場合は
①2,000円+②14,000円+③5,000円=21,000円
①の出張費は最低金額で見積もりましたので、21,000円は最低ラインだと思います。
③の追加人件費は自分が手伝えばかからないようです。

処分するだけで21,000円もかかるのはやはりもったいない・・・

自分で処分してみよう!

DIYで食器棚を解体処分してみた

リサイクルショップでは引き取ってもらえないし、
不用品回収業者に依頼すると最低2万円以上かかる・・・

という訳でこの食器棚はDIYで解体することにしました。

電動丸ノコで解体

解体は自宅の駐車場で行いました。
まず家から食器棚を出すだけでも大変。
2分割になるとはいえやはり重いので、引き出しなどは全て抜いて本体だけで運び出しました。

解体は最初は手ノコギリで始めましたがなかなかはかどりません。
そこで、危ないのであまり使いたくなかったのですが電動丸ノコギリを使うことにしました。
食器棚の解体

やはり丸ノコの威力はスゴイです。
バリバリカットしてくれます。切粉もすごいですが・・・。
こんな感じで解体は意外と順調に進みました。
食器棚の解体

解体後の処分費用

食器棚を板状に解体して縛ってまとめ、多治見市の「廃棄物処理センター」三の倉センターへ持ち込みました。
現在多治見市で燃やすごみを受け入れているのは三の倉センターだけです。

そして処分にかかった金額は・・
たったの400円です!!

安い!解体には苦労したが・・・
多治見市の場合、燃やすごみの持ち込みは、20kgごとに100円なんです。
処分費は自治体によって異なると思いますが、不用品回収業者よりはよっぽど安く済むと思いますよ。
あなたも家にも不用な大物があればDIYで解体処分してみてはいかがでしょうか。

可能な限り再利用

食器棚を解体して全て捨てるのではなく再利用できるものはDIYで利用したいと思います。
こちらの引き出しは前面以外の周りの板と底の合板を再利用することにしました。

手前に写っている平板が引き出しの側面、裏面を切り出した3枚を接着剤で貼り合わせた板です。
これを椅子の座面に使いたいと思います。
食器棚の再利用

食器棚の棚を椅子に再利用

こちらの椅子の天板使っているのが、食器棚の引き出しを解体して作成した板です。
板厚は約15mmです。
今まで天板は1×4(SPF)材で製作していましたので、板厚的には4mmほど薄いですが、使用上全く問題ありません。
材料を再利用できて良かったです。
なお、脚の部分はコメリで購入した赤松材(30x40mm)で製作しました。

食器棚の再利用

今回は孫の希望でミディアムウォルナット色(ワトコオイル)で仕上げ塗装しました。
因みにこの椅子は孫娘が食卓で使うために娘から依頼されて製作したイスです。

DIYで作成した椅子
今回塗装仕上げに使用したのがワトコオイルです。
ワトコオイルは塗装後、完全に乾燥すると植物油を主成分とした天然由来の素材のみが残るだけなので人体に対して無害な塗料です。

こちらは少し濃いウォルナット色です。
こちらもおすすめですよ。

最後までお読みいただきましてありがとうございます!

ポチッとクリックしていただくと励みになります♪

にほんブログ村 住まいブログ DIYへ
にほんブログ村