ビスをダボ(木栓)で埋める際、通常はホームセンターで売っているダボ木や丸棒を使います。
ビスが製品の表面に出ていると見た目も悪いし、 ビスが錆びる可能性もありますからね。
埋木錐を使えば自分でダボを切り出すことができるんじゃ!
しかも、同じ木材から切り出せば仕上がりがキレイで目立たないんじゃよ!
しかも、同じ木材から切り出せば仕上がりがキレイで目立たないんじゃよ!
同じ木材からダボを切り出すと聞いて家具作りにおける共木づくりを思い出しました。
共木(ともぎ)とは、同じ一本の丸太(原木)から切り出した板を指します。
同じ木から作られているため、木目や色合いや性質などが似ているのが特徴です。
共木で家具を製作すると、木目や色が揃ってまとまりのある家具が作れます。
この共木に対して他人木(たにんぎ)という言葉があります。
他人木は同じ種類ですが別々の原木から切り出した板を指します。
埋木錐を購入
ダボを自分で作り出す工具が「埋木錐」です。
今回購入した埋木錐は直径8mmのダボを切り出すタイプです。
普通のドリルとは変わった形をしています。
埋木錐でダボ製作
2x4の端材を使って早速ダボを切り出してみます。
切れ味は抜群ですね!
最後にマイナスドライバーなどを使って、ダボを横にこじれば根元から折れてダボの完成です。
切り出したダボです。
今回は長さ約17mmにしましたが、もっと短くすることももちろん可能です。
ダボ埋めを比較
作成したダボとホームセンターで購入した丸棒で穴を埋めて比較してみました。
どちらも先端の角を金づちで軽く叩いて角にRを持たせてから穴に入り易くしております。
ダボを叩いて埋めた後、アサリの付いていないノコギリで出ている個所を切り落とします。
普通のノコギリで行うと素材表面を傷つけてしまうのでアサリ無しノコギリがおすすめです。
タジ源が使用しているのはZライフソークラフト145です。
切断直後の状態です。
埋木錐で作成で作成したダボの方は丸棒のダボと違い目立たない感じですね。
紙やすりで仕上げた後の様子です。
埋木錐で作成で作成したダボの方は更に目立たなくなりましたね。
それは捨てるにはもったいないと思って取っておいた端材を有効活用できる点です。
中途半端な長さの材料は使い道がないのですが、この端材からダボを作ることで有効活用できます。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!
ポチッとクリックしていただくと励みになります♪