ここ数か月で木材の値段が大幅に高騰しましたね。
われわれのDIY作業にも大きな影響が出ているこのウッドショックを取り上げたいと思います。
ウッドショックとは
最近ウッドショックという言葉をよく耳にしますがどういう現象でしょうか?
昭和時代の「オイルショック」になぞらえて名付られた言葉なんじゃ。
そういえば、ホームセンターでいつも購入している2x4や赤松材もすごく値上がりしていますね。
ホームセンターの木材価格も高騰
私がよく使う2x4や赤松材について過去の価格と比較してみたいと思います。
木材種類 | 2021年3月 | 2021年8月 | 値上がり率 |
---|---|---|---|
1x4 6フィート(1.8m) | 248円 | 298円 | 1.2倍 |
2x4 6フィート(1.8m) | 378円 | 458円 | 1.2倍 |
赤松(貫) 15x90x1,985 mm | 308円 | 415円 | 1.4倍 |
表からわかるように2割から4割高くなっています。
赤松の貫材は家具などの製作でよく使うのでこの値上がりは痛いです。
しかも、以前はこの赤松材の長さは2mありました。
僅かとはいえ15mm短くなっています。
更に以前はまとめて5本以上購入すると割引となり1本あたり300円を切っていました。
ウッドショックの原因
ええっ!
コロナウイルスが原因?
実は日本の住宅建築に使う木材のやく7割は輸入にたよっているのですが、その輸入木材がなかなか入って来なくなったのです。
1.アメリカで新型コロナウイルスの感染拡大によりテレワークが普及した上に、国の経済対策と低い金利設定により住宅の建築ラッシュとなり木材が不足。
2.コロナにより自宅で過ごす環境となったことによりネットショッピングの利用が増えたことでコンテナ不足となり、日本へ木材を運べない状況になってしまった。
ウッドショックはいつまで続くの?
このウッドショックはいつまで続くのでしょうか。
確かなことはだれにもわかりませんが、今年いっぱいまでで来年からは通常に戻って欲しいですね。
日本は森林が多いので、材木の輸入に頼らずもっと国内の林業を活性化すれば・・・
とも思うんですが、なかなかそう簡単にはいかないようです。
パソコンや自動車の製造と違って、木材の成長は何年もかかりますからね。
更に木材はあっても体制的に直ぐに増産できないようです。
費用をかけて増産してもそのころに輸入木材の価格が下がって国産木材が売れなくなってしまう可能性もありますからね。
難しいですね。
まとめ
ウッドショックとは木材価格の高騰のことで、新型コロナウイルスの影響でアメリカなどで住宅建築が急増、また木材を日本へ運ぶためのコンテナが不足が原因と言われています。
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