念願の自動カンナ2012NB(マキタ製)を購入しました。
 以前から欲しかったのですがやっと購入できました。
自動カンナとは
自動カンナとは文字通り自動でカンナをかけてくれるメッチャ便利な電動工具です。
 ローラーにより材料を引き込んでカンナ掛けして後ろ側から排出してくれます。
 私はこれを買ってから現在製作中の「ままごとキッチン」の製作スピードが10倍くらい早くなりました!
私が選んだのはマキタの電動カンナ2012NB
この高価な電動カンナを購入するにあたり候補は3点ありました。
 (1)マキタ 2012NB
 (2)リョービ AP-10N
 (3)パワーソニックプロ PP-330
細かな比較は別の記事で紹介するとして、私タジ源が価格的には一番高いマキタの自動カンナ(約8万円)を選んだ理由は
信頼できるメーカーのマキタ製
高額な電動工具で、この先長く使用するものですからやはり信頼できるメーカーを選びました。
替刃式から研磨式に変更できる
他のメーカーの自動カンナは替刃式のみですが、マキタ2012NBは研磨タイプ(2012NBSP)もあり購入後どちらからでも別のタイプに変更することが可能です。
 但し、交換は刃だけではなくその周りもセットで購入する必要があるので費用はかかりますが。
 なので替刃代が結構かかるので途中から研磨式に変更する事も可能なのです。(但し、研磨は結構難しいです)
重量が27kgと自分で一人で運べる重さ
リョービの自動鉋はマキタ製と同程度の重量ですが、パワーソニックプロのPP-330は約35kgもあり一人で運ぶのは大変です。
マキタ2012NBで自動カンナ初体験
届いたマキタ2012NBを開梱
早速届いた自動鉋2012NBを玄関先で開梱しました。
 さすがに新品なのできれいですね。
 
後ろ側から見た写真です。
 工具入れに刃の交換時に使用する工具や磁石などが入っています。
 
自動カンナを屋外で試し削り
さっそく屋外に出して試し削りをやってみました。
 すごい削りカスです。
 
自動カンナに集塵フードを取付け
そして今度は室内作業場に運んで削ってみます。
 削りカスが散乱するのを防止するため、2012NBと同時に購入した集塵フードを付けて見ました。
赤松材で自動カンナ試削り
現在制作中のままごとキッチン用の材料として購入した赤松材を自動カンナで削ってみました。
 <Before> 自動カンナ前
 自動カンナにかける前の赤松材です。
 木面が少し浮き出ている個所がありますね。
 
<After> 自動カンナ後
 表面が平らにカンナかけされていますね。
 いや~これは早くて便利ですね
 
<Before> 自動カンナ前
 こちらも同じく自動カンナにかける前の赤松材で節がある箇所です。
 
<After> 自動カンナ後
 元々あったプレーナー跡の波々部がきれいに削り取られています。
 
<After> 自動カンナ後
 チョット艶もでていていい感じですね。
 
自動カンナ2012NBを使った感想
今回初めて自動カンナというものを購入して使いましたが、感想としては
もっと早く買えば良かった!!
です。
 とにかく手カンナと比べて圧倒的に早い!
そして均一の板厚にそろえることができる。
手カンナでも質の良いカンナをキチンと刃を研いでカンナ掛けすれば、もちろん自動カンナ以上にきれいな木の面を出せます。
 しかし、手カンナではなかなか反対側の面に対して平行に均一な板厚で削ることは難しいです。
 もっともプロの大工さんなら可能でしょうが我々DIYerでは中々難しいです。
自動カンナのスタンド(台)を製作
さて、試運転は床の上において行いましたが、やはり床の上に直置きでは他の作業に支障をきたします。
 その為やはり自動カンナを設置するスタンドは必要です。
このマキタの自動カンナ2012NB専用のスタンド台が販売されていることは知っていました。
DIYerですから・・・
自作することにした理由は、もちろん安く上げるためということもありますが、キャスターを付けて移動できるようにしたかったのが一番の理由です。
自動カンナ用スタンドの材料
今回自動カンナのスタンド製作に使用した材料は次の通りです。
 ・天板   ・・・2x4材
 ・脚    ・・・杉材 75x75
 ・脚固定材 ・・・ 1x4材
キャスター取付け
脚底にはゴム車製キャスターを取付けました。
 後ろ側の2脚は一方向だけに動くキャスター、前側の2脚には回転可能でストッパー機構も付いたキャスターとしました。
 
天板へ鬼目ナットの埋め込み
マキタの自動カンナ2012NBは重量が27kgあるので、スタンドに載せているだけでもズレたり落ちたりすることはまずないと思います。
 しかし、強い地震などがあってもし落ちたりしたら危ないし自動カンナも壊れてしまう可能性があります。
そこで自動カンナ固定用に用意された4つの穴を利用してスタンドに固定することにしました。
 固定するためのM6のボルトとスタンド側に埋め込む鬼目ナットをホームセンターで購入しました。
自動カンナの取付け穴のピッチを正確に測り、スタンド側に穴位置をけがいてオニメナットを埋め込みます。
 
邪魔にならない大きさでしかもキャスターで移動ができるので大満足です。
自動カンナの購入をおすすめしたい方
次のようなDIYerには自動カンナの購入をおすすめいたします。
購入した材料にカンナ掛けを頻繁にされる方
いつも多くの材料にカンナ掛けをしており、それに多くの時間がかかっている方には自動カンナはおすすめです。
 逆に材料はいつもきれいにカンナ掛けされた板を購入してDIYしている方は自宅でのカンナ掛けは不要なので自動カンナも必要ありません。
多くの製品をバリバリ製作したい方
やはり自動カンナの長所は早く正確にカンナ掛けができるということにつきます。
 手でカンナを掛けて同じ板厚の板材を大量に作成することは時間的にも体力的にも大変です。
 その点、自動カンナはいとも簡単にバリバリ削ってくれます。
手カンナがうまくかけれない方
技術的に手カンナが苦手な方
 手カンナの刃研ぎができない方
 手カンナは腰が痛くてかけれないという方
自動カンナ2012NBのまとめ
自動カンナは価格が高いので、じゃあ買おう!と即決はできないかもしれません。
 しかし、現在カンナ掛けにすごく時間を費やしている方はぜひ自動カンナの購入を検討してみては如何でしょうか。
 私は、もっと早く購入すれば時間を節約できたのに・・・と購入してから思いました。
 まあ、たくさんカンナ掛けして手カンナの練習にはなりましたが・・・
最後までお読みいただきましてありがとうございます!
ポチッとクリックしていただくと励みになります♪
 
 






