キッチンの流し台の下の排水ダクトをDIYで交換する方法と手順を記載します。
長年使った古い排水ホースはホース内部にヌメリなどが付いて臭くなっているだけで無く、ホース自体が経年変化で硬くなっています。
硬くなっているということは、しなやかさがなくなっているので割れやすくなっているということです。
排水ホースが割れて水漏れを起こす前に新しい排水ホースと交換しましょう。
キッチンの排水ホース交換の方法(動画)
まずはキッチンの排水ホースの交換方法をyoutube動画にまとめましたのですがご覧下さい。
キッチンの排水ホース交換の手順
動画では説明不足な点もあるので追記します。
古い排水ダクトの取り外し
我が家のキッチンの排水ホースは20年以上交換していませんでしたのでホースや防臭カバーがカチカチに硬くなっていました。
この写真には写っていませんが、この硬くなった排水ホースに引っ張られて防臭カバーがダクトから少し浮いていました。
こういう隙間からゴキブリなどの害虫が家の中に入ってくるので注意が必要です。
さらにキッチンでは洗面所と違い残飯などを流すのでホースの中はぬめりがこびりついて臭い匂いがします。
下の写真の排水ホースは見た感じそんなに古いように見えませんが、実際はカチカチに硬くなってしなやかさがありません。
ナットを回して外し排水ホースを引き抜いてみました。
ホースを外す際は水が漏れるので洗面器や雑巾、古布などを用意してから行いましょう。
新しい排水ダクトを準備
新しい排水ホースをホームセンターかネットで購入します。
我が家のキッチンの排水ダクト交換の際は、ホースとナットがセットになったものを購入しようと思ってカーマホームセンターにいったのですが、セット品はナットのサイズが合ったものが置いてありませんでした。
そこで、ナットのみと、ホースのみを別々に購入することにしました。
排水ジャバラホースは0.8mで332円です。
1mあたり416円です。
取り付け回転ナットは398円、防臭エンドカバーが293円です。
キッチンの排水ホースのサイズは余程特殊で無い限り共通で内径が30mm、外径が34mmです。
しかし、ナットの大きさはキッチンの排水トラップ側のネジの大きさにより2種類の大きさがあります。
40型と50型です。
型 | ナットのネジ | ナット内径 |
---|---|---|
40型 | G1-1/2 | 約45mm |
50型 | G2 | 約57mm |
我が家の場合はG2タイプでした。
数字はインチで”1-1/2″は1.5インチ、”2″は2インチを指します。商品の説明で”G1-1/2″を”G11/2″と書いてあるものがありますが紛らわしいですね。
実際は1インチと2分の1インチなので離して書くか”ハイフン”を入れるべきだと思います。因みに”G”が管用平行ネジで、”R”が管用テーパーネジを指します。
普通一般的に日本で使っているボルトはメートルネジで”M6″とか”M8″など聞いたことがあると思います。
しかし、実は40型、50型どちらでも使用できる40/50兼用の排水ホースがあるんです。↓↓↓
排水ホースとナットの接着
排水ホースとナットがセットになっている商品を購入されている方はこの作業は不要です。
回転ナット側に接着剤を塗ってから排水ホースを差し込み固定します。
接着剤が硬化するまでしばらく待ちます。
新しい排水ホースの取付け
新しい排水ホースに防臭カバーをセットします。
そして、こちらが排水ホースを入れる排水管です。
防臭カバーをこの排水管にしっかりかぶせることで、部屋に臭い匂いが入って来るのを防いでくれます。
ナットをシッカリ取り付けます。
シッカリですが工具類は使用せずに必ず手締めで行います。
プラスチックなので工具などでガッチリ締めるとナットが割れてしまうからです。
タイラップは気休めに巻いただけで必須ではありません<(_ _)>
水漏れが無いかチェック
奥にジャバラの内側がきれいに見えますね。
この後、水を出して水漏れが無いかチェックして完了です。
水漏れチェック時は目視検査だけでなく、ネジ部など漏れそうな箇所をティッシュペーパーを充ててチェックすると確実ですよ。
漏れている場合ティッシュペーパーがすぐに濡れるので分かります。
あなたもDIYerとして自宅のキッチンの排水ホースを交換してみませんか。
交換後はなにかすごくすっきりした気分になって最高ですよ。
最近は木工DIYよりも家の中の修理ばかりしているタジ源です。
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