今回はもっと早く買えば良かったと思った角利の黒檀豆鉋に付いての記事です。
板を接いで幅の広い板に仕上げる
私は大きめの板が必要な時は90mm位の幅の板を接(は)いで必要な幅に仕上げます。
集成材であれば広い幅の材料は売っているのですが
やはり、高い!
1枚の無垢板に比べれば集成材も安いのですが、それでも1×4や赤松の板材を接いで作った方が安く仕上がります。
板を接ぐ時、2通りのやり方を用途により使い分けています。
1. 板を接いだつなぎ目が目立たない様に作る
2. 板を接いだつなぎ目を敢えて目立たせる
今回紹介する道具は上の項目2で製作するときに大変便利な工具です。
『つなぎ目を目立たせる』とはどういうことか?
私の行っている方法は接ぐ板それぞれに面取りをする事です。
下の写真は面取りする前の状態です。
並べただけなのでつなぎ目の線が見え一枚板には見えませんが、
これをクランプして接着すれば結構一枚板に見えます。
しかし逆に一枚板ではなくなく敢えて接いで作ってるんだよと見せたい時もあります。
その方がオシャレに見えたりして。
その時に出番なのがこの面取り鉋です。
面取り鉋は便利で安全
この角利の豆鉋の刃はハイス鋼で木は黒檀です。
黒檀は仏壇などにも使われる高級銘木です。
黒檀が使われている理由は摩耗に強いということだと思います。
私が一番気に入っているのが安全だということです。
普通の平鉋は刃が面から出ていますが、面取りカンナの場合はもちろん削る箇所では刃は出ていますが、90度に溝が掘ってあるので手などが当たることはありません。
そして、小さくて使いやすく、しかも専用のハードケースが付いており持ち運びも楽々です。
仕上がりはこんな感じです。
板を接いだつなぎ目に面取りがされているので、1枚板ではなく、細い板を接いで作製したのが見て分かります。
その他の角利 豆鉋
今回紹介した豆鉋は角利が販売している黒檀豆鉋シリーズ14種類の内の一つで他に13種類もあります。
・ No.1 平(18mm)
・ No.2 内丸 小
・ No.3 内丸 中
・ No.4 内丸 大
・ No.5 角面取 45度 ← この記事で紹介した豆鉋
・ No.6 反(18mm)
・ No.7 内丸反 中
・ No.8 内丸反 大
・ No.9 外丸 小
・ No.10 外丸 中
・ No.11 外丸 大
・ No.12 四方反 中
・ No.13 角面取 60度
・ No.14 角面取 30度
こちらの記事で14種類の特徴やおすすめの豆鉋を紹介していますのでぜひご覧ください。
角利の黒檀豆鉋(細工用ミニカンナ)14種類の特徴とおすすめを紹介
タジ源 小さな豆鉋が大好きなタジ源です。 私が使用している角利の黒檀豆鉋は面取り用ですが、実はこの豆鉋シリーズは14種類もあるんです。 それぞれの使い方や特徴を解説します。 角利の黒檀豆鉋14種類一覧 まずは14種[…]
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