長椅子(ベンチ)の製作 室内編(その2)

以前に長椅子(ベンチ)の製作 室内編という記事で紹介しました長椅子ですが、な、なんと娘からクレームが付きました。

幅が狭いのでひっくり返りそうになるというのです。
もう少し幅を広く改良して欲しいとの注文です。

確かに1x4材を3枚剥いで作っているので、89mm x 3= 267mm と約27cmなので、安定が悪いと言えばそうなのですが、ひっくり返るほどではないと思うのですが・・・。

しかし、まあそういう要望なので何とかすることに決めました。
今の長椅子を改修するといっても、この座面に1枚1x4を追加というのは可能ですが、横に追加するだけではだめで、座ったときの荷重を脚の方へ伝えるように補強する必要があります。または脚を追加する必要があります。

しかし、それではすごく見た目に格好の悪い椅子になってしまいそうです。
というわけで、今の長椅子の改修ではなく、新しく作ることにしました。

まずは図面を描きました。
図面といってもこのようにフリーハンドで描いた図面です。
しかし、結構このフリーハンドの図面で十分なのです。

またまたいつもの癖で製作に入ると、途中行程の写真を撮るのも忘れて作業に集中してしまうので今回もいきなり完成写真です。
天板は1x4で、それ以外の脚の部分は30x40の赤松材を使用しました。
脚の4本については40x40にしようかと思いましたが、手持ちが無いので同じ材料にしました。椅子の場合荷重はほぼ真上からかかるので強度的には問題ないと判断しました。

問題の天板は前作の1x4の3枚接ぎから4枚接ぎに変更しました。
これにより天板の幅が約9cm広くなりました。
これならひっくり返ることはないでしょう。

仕上げはワトコオイルのミディアム・ウォルナットです。
今回、天板を脚に固定する際に4本ネジを使用しましたが、脚の組立はネジは使わず全てホゾ組みで組み上げました。
強度的にはイモ継ぎやダボ継ぎに比べて断然強いと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございます!

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