今回は娘夫婦が住んでいるアパートで使うスキマ家具をDIYで製作しましたのでそれについて紹介したいと思います。
娘からの要望は・・
1.壁と冷蔵庫の間に入る棚がほしい。
2.一番下はゴミ袋用のダンボール2個が置けて引き出せるようにして欲しい。
3.塗装は木目を生かしたものにして欲しい。
4.今使っている棚はスチール棚で置いてあるものが丸見えの状態なので引き出しタイプにするなどして見えないようにして欲しい。
というオーダーでした。
先にゴミ袋用のダンボールを置く台車を制作しました。
下にはキャスターが付けてあります。
娘夫婦が住んでいる長野ではゴミ袋用のダンボール箱があるのです。驚き!
多治見にはそんな専用のダンボールはありません。
写真の台車の手前側には台板と背板の角の合板の補強板がまだ入っていませんが、後ほど付け足しております。
棚の外枠を作りました。
脚は1x4で天板は厚さ11mmの合板です。
引き出しは16x40の赤松を枠として使用し、面版を5.5mmの合板で作りました。
枠を作ってサイドから面版を貼れば簡単ですがやはり見栄えが悪いので枠にトリマーを使って溝を彫りそこへ合板を差し込む形にしました。
結構見栄えがいい!
と自己満足です。
私は作り出すと結構どんどんやってしまうので、途中経過の写真を取り忘れることがよくあります。
今回ももう完成写真です。
正面から見るとこんな感じです。
仕上げはみつろうワックスを塗りました。
上の引き出しをあけたところです。
深さは35cmほどあります。
少し深すぎたかもしれませんが、一升瓶が立てて入る深さにしました。
一升瓶はあまり使わないかもしれませんが・・・。
引き出しの取手は真ん中あたりに赤松材で付けました。
手で引く箇所をノミで削り取りサンドペーパーで仕上げました。
台車の取手は100均ショップのSERIA(セリア)で購入しました。
セリアはアンティークぽいグッズがあったりして結構気に入っています。
私がいつも行くところは金山駅の近くにあるアスナル内にあるセリアです。
最近セリアのグッズを使っておしゃれなDIYをするのが流行っているようで本も出ています。例えば Seriaではじめる かんたんDIY などです。
さて、いよいよ納品?です。
写真は撮ってないですが車に積むのがまた一苦労でした。
一応車の荷台のサイズは測ってあったので入ることは間違いないですが、他にも荷物が多いので考えて積まないと載せきらないのです。
さあ、高速道路に乗っていざ長野へ!
着きました! 早い!
そして、アパート内へ搬入です。
娘たちの部屋はアパートの2階です。
さっそく2階へ運びこみ設置は娘夫婦に任せて自分は他の荷物を取りに下へ降りました。
しばらくすると何やら上で歓声が・・・
娘が「・・・フィット」と叫んでいるようです。
ジャスト・フィットと言っているのかな?・・・
暫くしてから上に行ってさっき言ってた・・・フィットて何?と聞くと妻が教えてくれました。それは
シンデレラフィット でした。
シンデレラ・フィット? 初めて聞く言葉でした。
しかし、何となく意味は分かります。
ガラスの靴にシンデレラの足がピッタリはまったように、
家具がスキマにピッタリはまったということでしょう。
どれどれそのピッタリはまった様子を見てみました。
本当はもう少し冷蔵庫との間にスキマをあける予定でした。
しかし、途中でゴミ袋用のダンボール箱を乗せる台車の依頼が追加されたためこの幅になってしまいました。
なにせダンボール箱の大きさは決まってますので。
さて、やっと設置まで終わり自宅に帰った後、あのシンデレラフィットという言葉が気になりちょっとググってみました。
すると、シンデレラ・フィットとは「用途や大きさを合わせて作られた訳ではないのに、偶然ピッタリあう組み合わせ」の事をいうようです。
といことは・・・
私が製作したスキマ家具はシンデレラフィットではないということです。
偶然ピッタリ合ったのではなく、スキマの寸法を測ってそれにピッタリ合うように製作したのですから合って当然という訳です。(わたし失敗しないので・・・なんちゃって)
という訳で娘の言ったシンデレラフィットは適切ではなかったのですが、もちろんそんなことは娘にはもちろん言っていません。
せっかく喜んでくれたのに変な波風は立てたくありませんから・・・。
今回は長くなりましたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!