木材をホームセンターで買ってきた後で穴があいていた!
なんて経験ありませんか?
そんな時にできるだけお金をかけずに穴埋めをする方法をご紹介します。
〔穴埋め方法1〕 切り粉で穴埋め
小さい穴を埋める時に有効な方法です。
2×4材にあいた小さな穴
この2×4材はホームセンターで購入後に気付いたのですが、デッカいホッチキスの針が食い込んでいました。
針はペンチで簡単に抜けたのですが・・・結構目立つ穴が残ってます。
その穴の拡大写真がこちらです。
小さな穴が4つ空いています。
切り粉を使って穴をふさぐ
穴埋めに使うのはこの切り粉です。
この切粉は電動サンダーで2×4(SPF材)を削った時にでた切り粉をビンに入れてとっておいた物です。
まずは穴に接着剤(ボンド)を入れます。
この時、爪楊枝を使うと接着剤を穴に入れやすいです。
そして切粉をボンド部に載せて、ボンドと切粉が良く混じるように爪楊枝でかき混ぜます。
もっと良いやり方は、
・事前に廃材などの上でボンドと切粉をよく混ぜ合わせる
・そのまざあわさった物を爪楊枝で穴に押し込む
・余分な切粉を軽く払い落とします。
・木片などを軽く押しあてます。
ボンドが乾くと目減りするので、少し盛り上がった状態にするのがポイントです。
紙やすりで仕上げ
ボンドが完全に乾いてから盛り上がった部分を紙やすりで削り落とします。
「全く分からない」という訳にはいきませんが、穴は完全にふさぐことができます。
この後で塗装すればあまり目立たなくなります。
特に塗膜を作るタイプも塗料であれば目立ちにくいです。
〔穴埋め方法2〕 ダボ木で穴埋め
ダボ木は板と板を継ぐ時(ダボ継ぎ)やネジを木材の表面から見えないようにダボ木で隠したりするときに使います。
でも、木材にあいた小さな穴や傷であれば、ドリルで穴をあけてダボ木を埋めて修正することができます。
ダボ木の種類
ダボ木は100円ショップでも手に入ります。
下の写真は左側の2つのビニール袋に入っているダボは100円ショップのダイソーで購入したものです。
一番左が直径6mm、その横が8mmです。
長さはどちらも40mmです。
右側の長い方は直径8mmと10mmの丸棒です。
タジ源はこの長い丸棒をよく使います。
理由は短いダボの場合、余って捨てる部分が多くなってしますからです。
ダボで穴埋め
このような木材表面にあいた穴を埋める場合
このくらいの大きさであれば8mmで埋めることができます。
直径7.5mmのドリルでキズ穴部に穴をあけます。
8mmで穴をあけるとダボがゆるくなるので、少し小さめの穴をあけた方がしっかりはまります。
深さは15mmくらいとしました。
今回は長い丸棒を使用しました。
打ち込む側の丸棒端部をハンマーで叩いて”木殺し“をします。
これは穴に入り易くするために先端の角を落とすのですが、
ヤスリなどで削り落とすのではなく、ハンマーで叩いてつぶすのがポイントです。
クラフト145のようなアサリのないノコギリを使ってダボを切り落とします。
アサリが付いたノコギリでは木材の表面をキズつけてしまうからです。
穴埋め完成です。
周りと色が違いますがチョットアクセントになって逆に良いと思いませんか?
ペイントするとあまり目立たないと思います。
〔穴埋め方法3〕 木工用パテで穴埋め
市販のパテを使って穴埋めする方法です。
こちらは100円ショップのダイソーで購入した木工用パテです。
おすすめはカラーの種類が豊富に選べる高森コーキのRCPシリーズです。
・RCP-01 ライトグレー
・RCP-02 サンド
・RCP-03 ベージュ
・RCP-04 ミディアムオーク
・RCP-05 オーク
・RCP-06 ウォルナット
・RCP-07 マホガニー
・RCP-08 ダークオーク
・RCP-09 ブラック
・RCP-10 ホワイト
この商品のラベルには“Riy”の文字が・・・
よく見ると
Repair It Yourself
となってます。
DIYは一般的に使われていますが、RIYは初めて知りました。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!
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