十字相欠き継ぎ(木殺し)

DIY初心者にもできる継手「十字相欠き継ぎ」のやり方

今回はDIY初心者の方にも比較的簡単にできる木工の継手(つぎて)について紹介致します。

釘やネジで留めるよりも見た目もきれいでしかも丈夫に仕上がります
今回紹介するのは、棒状の木材を十字に組む継手で「十字相欠き継ぎ」(じゅうじあいがきつぎ)という継手です。

タジ源
「十字相欠き継ぎ」をマスターしてワンランクアップのDIYerを目指しましょう♪

木工の継手とは

継手(つぎて)とは家具や建具などを製作する際に釘や木ネジなどを使用せずに組み合わせる木材と木材を加工して接合することで「接手」とも書きます。

相欠き継ぎとは

相欠き継ぎは数多くある木工継手の1つで、相欠き継ぎの中にも様々な種類・手法があります。
相欠き継ぎはそれぞれの木材を半分づつ切り欠いて、その切り欠いた部分を嵌め合わせて継ぐ手法です。

相欠き継ぎの種類

主な相欠き継手は以下の通りです。

  1. 矩(かね)相欠き継ぎ(かねあいがきつぎ)
  2. T形相欠き継ぎ(てぃーがたあいがきつぎ)
  3. 十字相欠き継ぎ(じゅうじあいがきつぎ)
  4. 留め相欠き継ぎ(とめあいがきつぎ)
  5. 蟻形相欠き継ぎ(ありがたあいがきつぎ)
  6. 包み蟻形相欠き継ぎ(つつみありがたあいがきつぎ)

十字相欠き継ぎ

個々の相欠き継ぎの説明は別記事に記載したいと思います。
今回は先ほどのリストの③「十字相欠き継ぎ」についての説明です。

ノコギリで溝を作る

初めに両側の墨線に沿ってノコギリで切り込みを入れます。
この両側の切込みは大切なので墨線通りキッチリと切りましょう。

タジ源
特に気を付けたいのがこの両端の切込み溝の間隔です。

これが少しでも相手部品の幅よりも広いとガタガタになってしまい継手の役目を果たせません。
ですから切込み間隔が「相手部品の幅+0.5mm」くらいになるように切込みを入れましょう。
どうしても不安な場合は少し狭いくらいの方が良いです。
狭ければ後からノミなどで修正できますが、広げ過ぎた切り欠きは狭くできないし、相手部品も後から大きく(太く)できませんから・・・

両側の切込みが完了したら、あとは適当な間隔で切り込みを入れていきます。
今回は手ノコで行いましたが、電動丸ノコを使うと深さもキッチリ揃った溝にすることができて後工程が楽です。
しかし、私はあまり丸ノコを使いたくないので(怖いので)いつも手作業で行います。

十字相欠き継ぎ

ノミで溝部を崩す

後は溝をノミ(鑿)で取り除いて底面を平らに仕上げれば切り欠きの完成です。

もっと間隔を狭く切り込みをいれれば、金槌で少し押すだけでパリパリと溝部が崩れてより簡単に切り崩す事ができます。

丸ノコなどで切り込み深さがバッチリ揃っているとノミでの作業がすごく楽でしかもキレイな仕上がりになります。
十字相欠き継ぎ

十字切り欠き継ぎを組み合わせ

両方の切り欠きが完成したらいよいよ組み合わせます。
この時お互いに相手の木の幅よりも切り欠きの幅の方が若干(0.5mmくらい)狭くなっているのでそのままでは入りません。

そこでお互いに相手部品に嵌(は)まる部分を金槌で叩いて身を少し痩せさせます
これを”木殺し”といいます。
チョット物騒なネーミングですが、この木殺しをしてから嵌め込むと、後々叩いて凹んだ部分が戻ってきてツッパリ、しっかりと固定されるという訳です。

ですから、嵌まらないからと言って溝の幅を削りすぎたり、相手部品をヤスリなどで削って細くしてはいけません。
後でガタガタ、ユルユルになってしまいますから・・・  十字相欠き継ぎ(木殺し)

一度仮り組立てをして奥までしっかり組み合わさることを確認します。
そして、今度はボンドをつけて木槌でたたき入れれば「十字相欠き継ぎ」の完成です。
しっかり直角出ています。
十字相欠き継ぎ

今回制作した十字の部品は現在作成中の孫娘のためのキッズハウスの窓枠です。
結構上手くできたと思っています。(自画自賛)
ちなみに今回使用した木材は30x40mmの赤松材です。
キッズハウス

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