我が家に初めてウォシュレットがやってきました。
さっそくDIYで設置してみたいと思います。
ウォシュレットとは
ウォシュレットとはTOTOが販売している温水洗浄便座器の商品名です。
例えばINAXの温水洗浄便座器は「シャワートイレ」という商品名じゃ。
因みに、パナソニック製は「ビューティー・トワレ」、東芝製は「クリーンウォッシュ」という商品名です。
ウォシュレット購入前に確認すべきこと
ウォシュレットを購入してから
しまった!
とならないために、ウォシュレット購入前にチェックするポイントがあります。
トイレ内に電源やアース取付け部があるかなど。
TOTOのこちらのページに詳しく書いてありますので購入前にチェックしましょう。
→ ウォシュレット購入前のチェックポイント
ウォシュレットの選び方
ウォシュレットに限らず、TOTO以外の温水洗浄便座器もピンからキリまであるので選ぶ際に迷ってしまうかもしれませんね。
その1. 自分が購入する価格帯を決めましょう
(上を見ればキリがないのでここまでなら出せるという価格を決めましょう)
その2. リモコンの設置場所は壁リモコンや袖リモコンか
リモコンを壁に設置するタイプか、便器の横に付いている袖タイプか。
私が購入したのは「壁タイプ」です。こちらの方が汚れなさそうなので・・・。
その3. お湯を出す方式は貯湯式か瞬間式か
電気代を安く抑えるなら「瞬間式」の方がエコです。
瞬間式は必要時に温水ヒーターで瞬間的に加熱して吐水するタイプ。
貯湯式はウォシュレット内に貯湯(温水)タンクが内蔵されているタイプです。
因みに今回の我が家の場合、妻がコストコで購入してきたので自分で選ぶことができませんでしたが・・・。
こちらが妻がコストコで購入してきたTOTOウォシュレット TCF8CS67#NW1 です。
蓋を開けてみました。
古い便座の取り外し
交換作業に必要な工具と追加購入部品
準備する工具など
・プラスドライバー
・モンキーレンチ
・メジャー
・電動ドリル(又はドリルドライバー、インパクトレンチなど)
・φ6mmのドリル
・ワンプッシュ(針を刺して下地を探す道具)
下の写真には写っていませんが以下も準備しておくと良いです。
・バケツや洗面器(水漏れを受ける容器)
・マイナスドライバー(止水栓の開閉をマイナスドライバーで行うタイプでは必須)
追加購入品
追加で購入する部品が必要かどうかは現在のトイレの状態によります。
今回我が家の場合は、トイレのタンクに接続されていた配管がフレキシブルタイプやホースではなく、固定の配管だったのでフレキシブルホースを別途購入しました。
古い便座の外し方
先ずは古い便座を取り外します。
便座と蓋は通常樹脂製のピンで止められています。
このピンは引き抜くことで外れます。
引き抜きしにくい場合はマイナスドライバーなどをピンの頭部分の隙間に入れると引き抜き易いです。
次に便器に固定されているボルトを外します。
便座の裏側のナットを緩めますが、これは特に工具は必要なく手で回る筈です。
ウォシュレットの後付け方法
さていよいよウォシュレットの取り付けです。
ベースプレートの取り付け
まずはベースプレートを取り付けます。
ベースプレートとはウォシュレット本体を取り付けるためのプレートです。
先ほどボルトを取り外した便器の2つの穴にベースプレートを固定するためのゴムブッシュ(ゴムで覆われたナット)を差し込みます。
下の写真です。(ピンぼけしてすみません)
ベースプレートの取り付け前に便器の大きさを測ります。
取り付け穴の中心から便器の先端までの長さを測り、それに応じてベースプレートの位置が決まります。
詳細は説明書に明記されているので大丈夫です。
ベースプレートを取り付けました。
ボルトの位置は固定ですが、ベースプレートは長穴になっていて前後にずらす事ができます。便器の長さによって動かせるようになっています。
ウォシュレット本体の取付け
ウォシュレット本体の取り付けはすごく簡単です。
ウォシュレット本体を先ほど取り付けたベースプレートに差し込むだけです。
一番奥までしっかりと差し込みます。
配管、ホースの取り付け
次は配管類の取り付けです。
手順1. 止水栓を閉める
我が家の場合は手で回すハンドル式でしたが、マイナスドライバーで回すタイプの止水栓もあります。
止水栓を止めてから、トイレに水を流して配管の水を抜きます。
手順2. トイレのタンクに接続されている配管又はホースを外す
レンチなどを使い既存の配管などを外します。
配管の中には多少の水が残っているので、バケツなどを下に置いてから始める事をおすすめします。
手順3. ウォシュレットに付属されている給水ホース付き分岐金具を取付け
購入したウォシュレットに付属している給水ホース先端の分岐金具を取り付けます。
パッキンが付いているので付け忘れないようにしましょう。
取り外した配管は長さが合わず取り付けられないのでフレキシブル管を購入しました。
ゴムパッキンを忘れずに入れてレンチで閉めます。
フレキシブル管は手で曲げる事ができます。
その際の注意事項は出来るだけ大きなR(半径)で曲げる事です。
管が潰れるような曲げ方は厳禁です。
止水栓を開けて水漏れをチェック
配管類の取り付けが終わったら止水栓を開いて配管接続部から水漏れがないか確認します。
目視で確認するだけでなく、ティッシュペーパーを確認したいか所にあてがうことで簡単にチェックできます。
水漏れがあるとティッシュペーパーがすぐに濡れるのですぐにチェックできます。
アース、電源を入れる
次は電源関係ですが、まずはアース線をアース端子に接続します。
リモコンの取り付け
リモコンの取り付け位置を決める
リモコンをトイレの壁に取り付けます。
おすすめの取り付け位置は「取り付け説明書」に乗っていますが、自分でウォシュレットに座ってみて操作しやすい位置を確認することをおすすめします。
やはり体の大きさはそれぞれ違いますからね。
リモコンのハンガーの取り付け
リモコン用ハンガーを壁に取り付け、そのハンガーにリモコンを引っ掛けてつけるようになっています。
まずはハンガーを壁に取り付ける訳ですが、最近のトイレの壁は石膏ボードになっているタイプが多いです。
壁が木材であれば付属のネジを直接使えばよいですが、石膏ボードやタイル・コンクリート壁の場合は付属のアンカープラグをまず取り付ける必要があります。
そのため、まず取り付ける壁の材質をチェックする必要があります。
その時に活躍するのが針を刺して確認する道具です。
私が持っているのはワンプッシュという商品名ですが、最近よく出ているのがシンワ測定の「どこ太」です。
リモコンを引っ掛けて水平になるようにセットします。
そしてリモコンをそっと外してハンガーの上側2か所の穴にマーキングして同様に穴をあけます。
これでウォシュレットの取り付け工事完了です。
道具がそろっていれば取り付けには1時間くらいで可能ですよ。
皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!
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