DIYで穴あけは私はずっとリョービのドリルドライバー(ドライバードリルともいう)CDD-1020を使って作業してきましたが・・・
ここにきて初めて卓上ボール盤を購入しました。
ドリルドライバーでは不便に感じたこと
今までずーっとドライバードリルCDD-1020だけを使用してきましたが、困ったことが2点ありました。
1. ウッドデッキ組立て時にトルク不足で回転が止まる
娘夫婦宅のウッドデッキ組立てを行った時にこのドリルドライバーではトルクが足りず途中で止まってしまったことがありました。
その時はホームセンターでインパクトドライバーをレンタルして対応しました。
インパクトドライバーの購入も考えたのですが、これまでウッドデッキ製作時以外に必要性を感じた事は無かったので当分ドリルドライバーで行こうと思います。
しかも今回無料でレンタル出来たし・・・
必要な時に無料でレンタル出来れば全然問題ないですからね。
ホームセンターで材料のカット料金やレンタル電動工具を無料(タダ)にする方法
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2. 真っ直ぐな穴あけが難しい
2つ目の困ったことは、ハンドツールの電動ドリルドライバーではドリルガイドなどの治具を使ったとしてもなかなか材料に面直な穴あけをするのは難しいことです。
ドリルスタンドを購入すればある程度正確に直角な穴あけができますがドリルは現在1台しか持ってないため、ドリルスタンドを使わない穴あけの時にはいちいちスタンドから外さなければなりません。
卓上ボール盤の選定
卓上ボール盤の比較表
今回卓上ボール盤を購入するにあたり5つに絞って検討しました。
目だった違いは価格と重量くらいですね。
チェッカうからベース面までの距離が長いほど大物に穴あけができますが大きな違いではないようです。
また、穴あけ能力でSDP-300Vのみ鉄鋼が8mmとなっていますがDIYの鉄工でそんなに大きな穴あけは必要ないかも。
メーカー | マキタ TB-131 | リョービ TB-1131K | SK-11(藤原産業) SDP-300V | 新興製作所 SDP-13E | EARTH MAN BB-250A |
---|---|---|---|---|---|
穴あけ能力 | 木工 24mm 鉄工 13mm | 木工 24mm 鉄工 13mm | 木工 24mm 鉄工 8mm | 木工 24mm 鉄工 13mm | 木工 24mm 鉄工 13mm |
送り寸法 | 52mm | 50mm | 50mm | 50mm | 50mm |
チャックから ベース面まで | 255mm MAX | 252mm MAX | 270mm MAX | 260mm MAX | 265mm MAX |
質量 | 20kg | 20kg | 18.5kg | 15.5kg | 16kg |
価格 (Amazon) | 23,692円 | 24,900円 | 15,056円 | 14,630円 | 12,524円 |
おすすめの卓上ボール盤ランキング
コスパ重視の卓上ボール盤ランキング
DIYで木工作業がメインという方のためのランキングです。
第一位 SK-11(藤原産業) SDP-300V
第一位は私が購入したSK-11のSDP-300V卓上ボール盤です。
価格がマキタやリョービのボール盤に比べて約1万円ほど安いです。
Amazonでも多数の良い評価を得ているコスパの良い卓上ボール盤です。
注目ポイント→ 大きな差ではありませんが、5種類の中で最もチャックからベースまでの距離が長いです。(つまり大物、長い物に穴あけができる)
バイスが付属しています。
第二位 新興製作所 SDP-13E
こちらも低価格帯の卓上ボール盤です。
注目ポイント→ チャックの周りに防塵カバーが付いているのが特徴です。
バイスが付属しています。
第三位 EARTH MAN BB-250A
「EARTH MAN」は株式会社 高儀の自社ブランドで様々な電動工具を販売しています。
注目ポイント→ 5種類の中で最も低価格な卓上ボール盤です。
バイスが付属しています。
第四位 リョービ TB-1131K
価格はマキタのTB-131と同程度ですが、標準でバイスが付属しています。
注目ポイント→ チャック能力がマキタは2~13mmに対してリョービのTB-1131Kは1.5~13mmとより細いドリルも掴むことができます。
第五位 マキタ TB-131
注目ポイント→ 値段は高めですが安心を買うならマキタですね。
卓上ボール盤用のバイスは別売りです。
プロユーザー向け卓上ボール盤ランキング
プロ又はDIYerでも金属への穴あけを頻繁に行うユーザー向けランキングです。
第一位 リョービ TB-1131K
価格・性能的にはマキタと互角ですが、バイスが付属しているということで若干プラス。
第二位 マキタ TB-131
性能的にマキタを購入すればまず問題なし。
金属穴あけもバリバリする方におすすめです。
第三位 SK-11(藤原産業) SDP-300V
金属への穴あけ能力が他は13mmに対してこのSDP-300Vだけは8mmとなっている。
従って金属へ8mmを超えるドリルで穴あけする可能性がある場合は他の商品をおすすめします。
しかし、実際10mmのドリルでも穴あけは可能だと思います(バリバリとはいかないにしても)。
その辺りはメーカーの表記基準の違いかな・・・という感じもします。
第四位 新興製作所 SDP-13E
第五位 EARTH MAN BB-250A
卓上ボール盤SDP-300Vを購入
結局私はSK-11のSDP-300Vを購入しました。
本当はマキタかリョービにしたかったのですが、基本的に木工の穴あけがメインで精度的に凄くシビアな加工は行っていない事、そして価格が約1万円違うという理由でSK-11にしました。
届いたSDP-300Vを組立て
待ちに待った卓上ボール盤SDP-300Vが届きました。
早速開梱です。
全部品を取り出して並べてみました。
ヘッド部分はやはり重たいです。
テーブル面にフライス加工した後が見えますので、しっかり平面が出ているようです。
何の問題もなく簡単に組立てが完了しました。
組立て時間は30分もかからなかったと思います。
上部のカバーを開けると変速するためのプーリーが見えます。
Vベルトをプーリーに掛け換えて回転数を変更します。
上の段へ行くほど回転は早くなります。
つまりモーター側のプーリー径に比べてドリル側のプーリー径が小さい程回転数が上がります。
完成した卓上ボール盤で穴あけ
早速完成した卓上ボール盤SDP-300Vで穴あけしてみました。
穴あけしたのは製作中の「ままごとキッチン」用の蛇口ハンドルを差し込む直径10mmの穴です。
以前はドリルドライバーを使って直角に穴が空くように慎重に慎重に穴あけをしました。
それでもやはり少し傾いた穴になったりしていました。
しかし、さすがはボール盤です。
この通り蛇口が取り付け面に対して面直にあいたので蛇口を回してもブレたりしません。
穴が斜めになっていると、蛇口を回した時に蛇口下面と取り付け上面との隙間が広くなったり狭くなったりしてカッコ悪いんです。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!
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