DIYで製作する場合でも図面を描くことをおすすめします。
図面の必要性
図面と言ってもそんなに身構える必要はありません。
簡単なものはポンチ絵やまったく絵がなくても製作できるようなものもあります。
人によっては図面や絵を全く描かないで製作するDIYerの方も見えますが、私はフリーハンドのポンチ絵でもよいので描くことをお勧めしています。
理由は頭の中と現合で製作していく場合、見落としがある場合があるのです。「ここは後で蓋を付ける筈が付けれない」など、後になって気付く失敗があるからです。
また、作っていく過程で改良点が思い浮かび図面から少し外れていくことが少なからずあります。その場合私はできるだけ図面に変更点を記入し、寸法も修正するようにしています。理由は一カ所変更すると他にも影響する場合が多く、その時点で見直しておかないと旧寸法でそのまま製作してしまい失敗する可能性があるためです。
図面をひくツール
図面を描く方法を紹介します。
1, 手書き図面(絵)
フリーハンド又は定規を使い手で図面を描きます。
簡単なものは手書きで十分です。
寸法を間違えないように記入しましょう。
私はDIYで製作するものの図面を手書きするための専用のノートを用意しています。
2. CADで描く
CAD(Computer Aided Desighn)はコンピューター支援設計と訳されますが、簡単にいうとパソコンなどを使って設計することです。
ハイエンドなソフトでは3次元CADのCATIA(キャティア)V5などが有名です。また、中クラスではAutoCAD(オートキャド)などが有名です。
しかし、DIYで使用するCADにそんな高価なソフトを使うのは勿体ないです。
私がおすすめするCADソフトは2つです。両方とも実際に私が使っているソフトです。
① もでりん V3
これはゼットソーで有名な(株)岡田金属工業所のソーガイド(ノコギリ用のガイド)を購入すると無料で使用できるソフトです。直感的に操作できてとても重宝しています。
DIYにはノコギリは必須ですし、ソーガイドがあれば直角は勿論、任意の角度で木材を切断可能です。一番のおすすめです。
私が使用しているライフソーとソーガイドFです。
岡田金属工業所のホームページから「試用版」をダウンロードして使用できるのでまずはこの無料版を使ってみると良いと思います。簡単木工作図ソフト「もでりん」のホームページ → もでりん
もでりんV3の正規版は以下のソーガイドを購入すると「シリアルナンバー」がついてきますので、それをインターネットで入力することでダウンロードができます。
ソーガイド 楽天で探す → ソーガイド
アマゾンで探す → ソーガイド
② JW_CAD
こちらも無料でダウンロードして使用できる有名なCADソフトです。初めは建築用に開発されたと聞いていますが、現在は汎用CADとしてあらゆる分野で使用されています。
とにかく操作が軽いので3次元の絵などは不要で、2次元でサクサク図面を引きたいという方におすすめです。
慣れるまでに少し時間が掛かりますが慣れればほんとに軽くて使いやすいソフトです。有名なので解説本も非常に多く出版されています。
jw_cadはこちらから無料でダウンロードして使うことができます → jw_cad
まずは①のもでりんV3のお試し版を使ってみることをお勧めします。
最後までお読みいただきましてありがとうございます!