DIYで使用することが多い2×4材を自分でカットするにはノコギリが一番安全でお手軽です。
でも、ノコギリを買うといってもいろんな種類があるのでDIY初心者の方は選び方を迷ってしまいますね。
そこで、DIY初心者の方が2×4をカットするのにおすすめのノコギリを紹介致します。
1. 2×4材のカットにおすすめのノコギリ
2X4材を必要な長さに切るためのノコギリです。
これからDIYを始める方におすすめなノコギリを2本ご紹介します。
NO.1 ライフソー9寸目265
柄がピストル型になっていて使いやすいです。
縦・横・斜めのカットができ、切る方向を選びません。
これ1本あれば買い足す必要がないので間違いなしです!
・Z ライフソー 9寸目 265mm
後日別に注文するとまた余分な送料がかかってしまうので。
本体と替刃を同時に購入すれば2,000円以上となるので、Amazonプライム会員でなくても送料無料となります。
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セット買いがおすすめ
私も使っていますが、ソーガイドがあると簡単に直角カットできますよ。
また、2種類の替刃が付属しているのでお得です。
・ライフソー 9寸目265mm
・精密刃 175mm
精密刃で切った断面はやはりキレイ。全然違います!
【関連記事】こちらのノコギリ記事も人気です!
目的別(木材、金属、プラスチック、粗大ごみ、生木剪定)ノコギリの選び方
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ノコギリの刃の交換方法
ライフソー9寸目265mmの刃の交換は10円玉や100円玉などのコインで簡単に交換できます。
コインで本体の十字のボルトを緩めて刃を引出し、新しい刃を入れて締めるだけ。
誰にでもすごく簡単に交換できますよ。
NO.2 ゼッドソーⅢ265
DIY用というわけではなく大工さんも愛用するノコギリです。
ロングセラーの「ゼットソー265」は横引き用ノコギリですが、
こちらの「ゼットソーⅢ2658」は縦・横・斜め用なので、切る方向を選びません。
Ⅲ(スリー)は縦・横・斜めを表しているのだと思います。
・Z ゼットソーIII 265mm
私が使っている鋸のレビュー記事です → DIY用におすすめの鋸(ノコギリ)をレビュー
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ノコギリを選ぶポイント
このノコギリを選んだ理由が以下の3点です。
1ー1.片刃タイプの替え刃式鋸
ノコギリには両方刃の付いたタイプと片方だけに刃の付いた2種類のタイプがあります。初めてノコギリを使う方には片刃式のノコギリをおすすめします。
理由は片刃式の方が安全であるということと、経済的であるということです。
ぱっと見にあまり値段が変わらなければ両刃式の方がお得に思えますが、どちらかの刃が先に切れなくなるので、片方はまだ切れるが交換するか、切れない方の刃のタイプだけ(例えば横引き刃だけ)の片刃ノコギリを購入するということになります。
それでは両刃ノコギリを購入した意味がありませんね。
また、今では当たり前ですが切れなくなったら昔のように「目立て」をするのではなく、刃を交換した方が早く便利です。
従って替え刃式ノコギリをおすすめします。
私は交換用の替え刃を常に1本ストックするようにしています。
1-2.刃は横引き刃、又は縦・横・斜め用ノコギリ
横引きとは木目を横断するように切るノコギリです。
反対に木目に沿って切るタイプが縦引きノコギリです。
また、縦、横、斜め、すべてに対応したノコギリ刃もあります。
・何本か揃える予定の方 ・・・ 1本目として横引きノコギリ、2本目に縦引きノコギリ
初めに紹介したライフソー9寸目265も縦・横・斜めタイプです。
詳しくは私が使っているノコギリを参照してください。
1-3.刃渡りは265mm前後のノコギリ
「刃渡り」とはのこぎりの先刃から元刃までの距離を言います。
切る材料の3倍くらいの刃渡りがあれば、スムーズに切れるといわれています。
先ほど紹介しましたゼットソーやライフソー も265mmです。
初心者の方にはこのくらいの長さが扱いやすいです。
以上がDIY初心者の片のノコギリの選び方ですが、DIYでいろいろな製品を作っているとこのノコギリも欲しいという物がいくつか出てきます。
まずは1本購入して使ってみましょう。
2. 切断面がキレイな造作(ぞうさく)用ノコギリ
ホゾを切ったり精密な切断をする時に使用します。
切断面がほんとうにキレイです。
私はDIYを始める前はノコギリというのは必要な長さに切ることだけがノコギリの役割だと思っていました。
しかし、この滑らかでキレイな切り口を見て、本当に目からウロコでした。刃のピッチが細かく刃厚が薄くてアサリが小さいためだと思います。
造作とは大工さんが家の内装工事などで行う精巧細密な仕上げ工事のことです。
レザーソー180薄刃
私が使っている導突鋸です。
刃が薄くてアサリも小さいので精密な切断ができます。
・刃渡り 180mm
・刃のピッチ 1.50mm
・板厚 0.30mm
・切幅 0.46mm
刃渡りが240mmのレザーソーもありますが、私がこちらの180mmをおすすめする理由は刃の先の方がR目立てになっているからです。
このR目立てにより板の真ん中を四角にくり抜く事もできます。
つまりこの部分が畔引きノコギリの役割りをしてくれるのです。
通常は板にドリルで穴をあけてその穴からジグソーの刃を入れてカットをスタートさせなければできない所を穴あけ不要でいきなり切り込むことが出来るのです。
注意点は切ることが出来る最大板厚が35mmということです。普通のノコギリはどんなに厚い板でも時間をかければ切ることができます。
しかし、導突鋸には背金が付いているためここに当たるまでの板厚しか切ることができないのです。
導突鋸は刃が薄いので背金がないと曲がってしまうのです。
ゼット パネルソー
こちらはゼットの導突鋸です。
レザーソーよりも刃のピッチが更に細かいです。
・刃渡り 240mm
・刃のピッチ 1.00mm
・板厚 0.30mm
・切幅 0.40mm
ノコギリの刃の再目立てはできるの?
ライフソーやゼットソーを初め最近のノコギリは「替刃式」です。
でもカンナの刃を研ぐようにノコギリの刃を再目立てすれば刃を替えなくても良いのでは?
と考えるDIYerさんもみえると思います。
全く無理ではないが刃に焼き入れが入っているので目立ては難しいんじゃ
昔のノコギリ刃は軟鉄(文字通り軟らかい鉄)製でしたが 替刃式のノコギリの刃は焼き入れがしてありめちゃめちゃ固いからです。
なのでヤスリの方が負けてしまうんですね。
ダイヤモンドヤスリなら目立てできるでしょうがとにかく硬いので大変です。
例えば岡田金属工業所のライフソーやゼットソーなどの刃の場合、ハード・インパルスといって鋼(はがね)を一瞬、衝撃的に加熱したあとで、急速に冷却して非常に硬い組織となっています。
やはり刃が切れなくなってきたら素直に交換することをおすすめします。
ノコギリの刃の交換時期はいつ?
ではノコギリの交換時期の目安はあるのでしょうか?
これは使う頻度によるので一概に半年ごととか1年経ったらとかは言えません。
毎日使う人は1か月で交換が必要になる場合もありますが日曜大工の方は半年以上持つこともあります。
また、使う頻度だけではなく何を切るかにもよります。
もちろん切る対象物は木材ですが、軟らかい2×4などのSPFばかり切る場合と、イペなどのハードウッドばかり切る場合ではノコギリの刃にかかる負担が全然違ってきます。
当然ハードウッドばかり切っている場合は早く刃の切れ味が落ちます。
確かにズーと使っているノコギリの刃の場合は一応切れているのですが、手ごたえが少なくキリコの出も少ない感じがします。
刃を交換すると木材への食いつきがすごくミルミル切れていく感じです。
DIY初心者の方も初めのころは分かりにくいかと思いますが、だんだん慣れてくると交換時期を自分でつかめるようになってきますよ。
2×4のカットにおすすめなノコギリ【まとめ】
2×4のカットにおすすめのノコギリはこちら
◆ 初めに購入するノコギリ
◆ 精密な切断をしたい場合
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ノコギリで正確にカットするためにはあると便利なノコギリのガイドです。
正確にカットするためにソーガイドの選び方
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こちらのノコギリの記事も参考にご覧ください。
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目的別(木材、金属、プラスチック、粗大ごみ、生木剪定)ノコギリの選び方
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