オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の製作シリーズの最終回になりました。
これまでの記事はこちらです。
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(受注編)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(オーブン台製作編)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(オーブン台完成編)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(上棚の製作編1/2)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(上棚の製作編2/2)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成（台車製作編)・・今回の記事です
今回は以前に製作したオーブンレンジ台の下側に入れるキャスター付きの棚です。
棚と言うよりも台車に近い感じです。
ちょうどオーブントースターの棚のすぐ下に入る台です。
台車の本体作成
台車の底面と前面、後ろ面を作成しました。
材料は全て厚さ15mm、幅90mmの赤松材です。
底面はスノコのように板の間に隙間を付けました。
中の物が蒸れないように空気を取り入れるためです。
それとチョッピリ材料の節約にもなるので・・
強度的に少し不安なので、四隅には30x40mmの赤松材を立てる事にしました。
この写真の手前左側に立ててある柱です。
棚は２段にするので側面から物が取り出しやすいように切り欠くことにしました。
カットするラインは滑らかな曲線にしたいので、製図用のUCHIDAのテンプレートを使って曲線を描きました。
テンプレートがない場合は丸い缶の蓋などを使えばOKです。
いろいろな大きさの物をストックしておくと便利ですよ。
線に沿ってジグソーでカットします。
使用するブレードは木工円切用です。
直線切り用と比べてブレードの幅が狭いのが特徴です。
取手の製作
取手も30x40mmの赤松材から製作する事にしました。
初めはホームセンターで取手を購入しようと思ったのですが、大きさ的に気に入った物が無かったので、DIYerらしく自分で製作する事にしました。
角をノコギリで大きめに落として紙ヤスリをかけて仕上げました。
こんな感じで取り付けます。
結構いい感じじゃない？
2段目の棚
2段目の棚は4枚の板を固定せずに置くだけにしました。
理由は下の物が出しにくい場合もあるので板を横にズラしたり、外したり出来た方が便利だと思ったからです。
この上に100均のカゴなどを乗せて物を入れれば取り出しやすいと思います。
一応面裏の識別も兼ねてレールに沿って段差をつけました。
キャスターの取り付け
台車の底面にキャスターを取り付けました。
これで一通り組み立て完成です。
ジグソーでカットした側面もいい感じではないでしょうか。
塗装
今回の塗装は外から見える箇所は、以前製作したオーブンレンジ台の棚と同じミルクペイントのホワイトで仕上げ、その他の箇所はワトコオイルのナチュラル色で仕上げる事にしました。
全てミルクペイントでも良かったのですが、ミルクペイントは結構値がはるので。
その点ワトコオイルは同じ分量でも伸びが良いので広い面積に塗ることが出来ます。
それにせっかくカンナで綺麗に仕上げた木材の表面を塗りつぶしたく無いという思いもありました。
前面はホワイトのミルクペイントです。
内側と背面はナチュラル色のワトコオイルで仕上げました。
塗装前と比べて少し色が濃くなったくらいであまり変わりませんね。
２段目の棚板は外した状態です。
さあこれで完成！
注文主の娘夫婦に引き渡したいと思います。
後日談
娘夫婦がこの台車を持って行った後で、連絡がありました。
バッチリ入ったよ、ありがとう！
と言う電話だと思ったのですが、まさかのクレーム！
なんと、一番手前の塀の部分が干渉して入らないとのこと。
指で指している箇所が干渉しているところです。
そうだ、ちょっと補強しようと思ってオーブントースターの棚の下に受け板を付けたんだった！
やはり設計に無いことをやった時はちゃんとメモしておかないとダメですね。
自宅であればいつでもフィットチェックできるのでいいですが、離れたところに送る場合は特に注意が必要ですね。
今度、孫の顔を見に行くついでに改修したいと思います。
これまでの記事はこちらです。
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(受注編)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(オーブン台製作編)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(オーブン台完成編)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(上棚の製作編1/2)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成(上棚の製作編2/2)
・オーブンレンジとオーブントースターも置ける棚の作成（台車製作編)・・この記事です
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